第一番 青岸渡寺
第二番 紀三井寺
第三番 粉河寺
第四番 施福寺
第五番 葛井寺
第六番 南法華寺
第七番 岡 寺
第八番 長谷寺
第九番 南円堂
第十番 三室戸寺
第十一番 上醍醐寺
第十二番 正法寺
第十三番 石山寺
第十四番 三井寺
第十五番 観音寺
第十六番 清水寺
第十七番 六波羅密寺
第十八番 六角堂
第十九番 行願寺
第二十番 善峰寺
第廿一番 穴太寺
第廿二番 総持寺
第廿三番 勝尾寺
第廿四番 中山寺
第廿五番 清水寺
第廿六番 一乗寺
第廿七番 圓教寺
第廿八番 成相寺
第廿九番 松尾寺
第三十番 宝厳寺
第卅一番 長命寺
第卅二番 観音正寺
第卅三番 華厳寺
番外札所 法起院
番外札所 元慶寺
番外札所 花山院

観音霊場関連書籍
街道を歩く 西国三十三所
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663年(天智天皇2)、草壁皇子のお住みになっていた岡の宮を仏教道場に改め、当時の仏教の指導者であった義淵僧正に下賜され、創建一千三百有余年の歴史を持っている。このため本尊や義淵僧正像など国宝、重文七件のほか多数の宝物がある。

義淵僧正は奈良東大寺の基を開いた良弁僧正や菩薩と仰がれた行基、その他奈良時代の仏教を興隆した多くの先駆者の師として知られている。また『扶桑略記』(平安時代の史書)によると、義淵僧正の父母は子宝を観音に祈った。その結果生まれたのが義淵。この有り難い話を聞かれた天智天皇は岡の宮で義淵を草壁皇子と共にお育てになった。

義淵僧正は優れた法力の持主でもあった。そのころ、この寺の近くに農地を荒らす悪龍がいた。義淵僧正はその悪龍を法力によって小池に封じ込め、大石で蓋(ふた)をした。この伝説が岡寺の正式名称「龍蓋寺(りゅうがいじ)」の原点になっており、本堂に「龍蓋池」が今もある。

こうした伝説は「災いを取り除く」信仰に発展、密教の普及と共に鎌倉時代には「二月(現在の三月)初午の日に必ず岡寺に参詣した」という『水鏡』の記録もあるほどで、それまでの観音信仰に厄除け信仰が加わり、日本最初の厄除け霊場が形成された。

観音さまの御名を呼べば観音さまは三十三の化身により衆生を救済されるとの信仰をもとに、西国三十三所観音霊場巡りが盛んになってから約一千年の歴史がる。岡寺はその前から観音霊場として栄え、創建以来「熱祷千三百有余年」、常に大衆の幸せを願ってきた。

「※参照:東光山龍蓋寺 熱祷1300年」


 
 
住所
奈良県高市郡明日香村岡806
宗派
真言宗豊山派
御本尊
如意輪観世音菩薩
開基
義淵僧正
創建
天智天皇2(663)年
御詠歌
けさみれば つゆ岡寺の 庭の苔 さながら瑠璃の 光なりけり
拝観料
300円
年中行事
 
1月1日
初詣・開帳祈願
1月18日
初観音
2月節分の日
厄除開運節分祭
2月初午の日
厄除祈願祭
3月初午の日
厄除祈願大祭
3月
春季彼岸法要
3月21日
弘法大師御影供
5月
サツキ献花祭
6月15日
弘法大師降誕祭
9月
秋季彼岸会
11月15日
七五三詣り
12月31日
除夜閉帳祈願